日本国籍取得を決断！クリスハート

「ＮＨＫ紅白歌合戦」に２年続けて出場している米歌手
クリス・ハートが、日本国籍取得を申請する準備をして
いることが５月４日、分かった。

申請には５年以上継続して日本に住所を有すること等の
要件があるが、２０１０年２月に来日したクリスは今年
で丸５年となり、「日本のために頑張るため」と決断。

２０１２年に「のどじまん番組」で驚愕の歌声を披露して
から“日本の心を歌う米国人”として話題を呼んだクリス
が、本当の日本人になることを決めた。クリスはデイリー
スポーツに、２０１２年に日本人の瞳さんと結婚した時から
国籍取得を考えてきたことを明かし、「若い頃から日本を
リスペクトしてきた。いつか子供ができた時のことを考えて
帰化申請しようと思った」と説明した。取得には、自己や
配偶者等が資産や技能によって生計を営むことができること等、
国籍法で定められた６つの要件を満たすことが必要。
移住５年を迎えたタイミングで申請することにした。

現在は配偶者ビザを所有。３年ごとに更新が必要で、永住権の
取得も検討したが「日本人になるというより“この国のために
頑張る”という約束や命をかけた感謝を形にすること」と発表。
米サンフランシスコ在住の両親には４月に伝えたとのこと。
「驚いていたが、何となく分かっていたようで応援してくれた」と、
安堵した様子。現在は法律家と相談しながら書類を集めている段階。

申請から認められるまで約１０か月かかるという。順調なら来春に、
日本人となるクリスだが、まずは「Heart Song3」で“日本の心”を
表現する。クリス自身が選曲したEXILEの「道」について「偶然だけ
ど、人生の岐路を歌う歌詞に、今の僕は特に共感できる」と話した。
他にスピッツの「チェリー」、中島みゆきの「時代」などの名曲を
カバーしている。７月からは、４７都道府県を回るツアーも行う。


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